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ある強豪校の練習とその本質

中学バドミントン 強豪校のマル秘練習法、教えます! (B・B MOOK 819 スポーツシリーズ NO. 689 強くなるド)
中学バドミントン 強豪校のマル秘練習法、教えます! (B・B MOOK 819 スポーツシリーズ NO. 689 強くなるド)

 つい最近、ダアさんのバド?な日々というサイトに出会いました。このサイトの管理人は言わずと知れた全国区の中学校の指導者です。この界隈では有名な方ですので、多分調べたらすぐに分かりますが、ここではサイトの表記を尊重してダアさんと呼びます。

 サイトのトップページから練習法という記事に行くと、ダアさんの指導の基本をまとめたPDFファイルとその簡単な解説が書かれています。なにはともあれ読んでみないと伝わらない濃さがありますが、個人的にはダアさんの練習の作り方、方法、考え方に感銘を受けました。ですから今回は、紹介の意味も含めて、ダアさんの練習法について思ったことをつづってみようと思います。

<キーワード式練習法>

 PDFファイルを読んでみればわかるのですが、ダアさんの練習では動きや戦術をすべてキーワードにして説明します。例えば、指で握って打つスイングは「はじき」、4隅に動かす戦術は「A」、フットワークの動き出す動作は「きっかけ」といった具合です。ここまでならぎりぎり理解できるレベルですが、ストロークの「メンドーサ」、フットワークの「沈みタコ」といった言葉になると想像もできません。PDFファイルには、こういった言葉がひたすら書いてあります。6割もわかれば、よくバドミントンを知っている方だと思います。

 別にこの文章でキーワードを解読する気はありません。興味があるのは、なぜ動作や戦術をキーワード化するのか、という点です。答えはおそらく言葉の伝達ミスを防ぐというのが1つ目、練習の迅速化が2つ目、そして概念を認識させるというのが3つ目ですかね。細かい話はともかく、要するに練習の説明が楽になるというのがその本質かと感じます。

 例えば、「もっと4隅を丹念に攻めながら、相手を回して崩していこう」というのが、「戦術Aを中心に」という一言で済みます。時間の短いインターバルではこれは大きいです。
 さらに、戦術Aという概念がわかっていれば、スピードを上げた戦術A、対角線中心の戦術Aという風に発展させることも容易でしょう。そういう面でも、便利です。

 こういう言語化が得意なのが中国ですね。スマッシュは「殺球」ですが、手首で弾くスマッシュは「点殺」といったり細かい技術や戦術にも名前があります。

 こうした事例なども踏まえると、バドミントンを細かくとらえて言語化し、認識するという行動は強さと何らかの因果関係があるのかもしれません。言葉はやはり適当に使ってはいけませんね。

<技術と戦術>

 ダアさんの指導方法を拝見すると、断言はできませんけど、練習のベースに戦術指導があるような気がします。当たり前といえば、当たり前なのですが個人的にはその方法に興味があります。

 自分はどちらかというと戦術指導はしないほうです。後輩には自分で自分に合った戦術を見つけてほしい、と考えているからです。画一的なバドミントンは自分のもっとも嫌うところです。あとは、教科書みたいなバドミントンをすると、配球がきれいすぎて結構読めるんですよね。だから、基礎技術は教えるけど、あとは自分で……という感じです。

 ですが、実際のところ自分のイメージするより、戦術理解は進んでいません。それどころか、反射的にシャトルを返すだけという人がちらほらいます。それは、理想からは真逆の段階です。

 そういうわけで戦術の指導法について考えている部分はありました。そこダアさんの練習法に出会いました。ダアさんは、戦術(戦略?)を5個に分類しています。4隅で回す、ネット(コート奥)に引き付ける……などです。

 とりあえず、今考えているのがゲーム練習やフリー練習でこの5つの戦術を覚えてもらおうかなという感じです。5つの戦術をすべて意識的に使えるようになれば、多分、選手は自分の好きなものを多用するので、戦術指導といっても画一的になりません。だから、1通り戦術を覚えて、ゲーム練習することに多少なりとも意味があるのかなと今は感じています。

 このように戦術をどうとらえて、練習に生かすかという部分で個人的には示唆がありました。現状のせっかくの技術を無駄にしているのを考えると、何らかの戦術指導が必要なのは明白ですしね。

<技術の分類>

 これが本当に細かいです。フットワークやストロークのキーワードはそれぞれ数十個ずつあります。自分が使う言葉はせいぜいその半分あるかどうかなので、本当によく技術を正確に、あるいは多面的にとらえているなあという驚きがあります。

 特にフットワークですね。普通の学校ではフットワークの練習は、大抵、ステップを覚えて、腰を落として、早く動けくらいにしか教わりません。技術的なポイントはせいぜい4,5つです。ダアさんの場合、その何倍です。

 ダアさんの学校はフットワークが武器で、それが戦術の核になっているそうです。これだけフットワークをセンスではなく、技術としてとらえていれば納得のいく話です。自分もこれくらい、フットワークを確かな言葉で表現・あるいは認識できるように努力したいと感じます。


 以上の3つが、ダアさんのバドミントンの本質なのかなぁと自分は考えます。多分、このあたりが強さと指導の源泉になっている印象です。

 今回は時間と文章量の関係上、本質にしか触れられなかったのは残念です。細かいアイディアとか技術とか、ダアさんの練習法にはそうしたレベルの高い工夫や発想がたくさんあります。

 興味がある人は、練習法を見てその意図をくんでみるようにしたら得られるものが多くあると思います。やはり、強豪校にはたくさんのアイディアと強いだけの理由があるんだなと実感した次第です。自分もまだまだ、練習法を見て勉強していきたいと感じます。


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技術のレベルと差別化

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 今回は、短めの記事の予定です。簡単な反省です。

 今日は事情により部活に自分を含めて2人しか集まらず、後輩に技術指導することになりました。テーマは、「鋭いストローク」です。先日紹介したインパクトに集中する打ち方で、クリア、カット、ロブを打つのを延々と2時間くらい練習しました。

 後輩はバドミントンを初めて2年目でしたが、無事上記の技術の感覚をつかんでくれました。案外、伝わるものですね。キーワードになったのは、「短く強く力を伝える」というものと、「大きな音を出せ」というものでした。特にこういう音だよというのが伝わると、教えるのは相当楽でした。

 他にもリバースカットとフォアのストレートを鋭く打つには、技術的にシビアなタイミングと感覚が要求されるのですが、何球に1本かはエース級の球を作れるようになって驚きました。

 最近はいろんな理由があって、個別に技術を指導することが多いです。例えば以下のような技術ですね。

 ・ハイバックからのクリア、カットの打ち分け
 ・ダブルスでプッシュをドライブで返球する。
 ・フェイント
 ・コンパクトな打撃
 ・前衛のストップ

 鋭いストロークの打ち方も含めてこうした技術は、非常に高い難易度に見えませんか? でも実際のところ、すべての技術指導は1日もかかりません。後輩にはそこまで経験のある選手はいませんが、全員軽々とクリアしていきました。研究に何か月もかけた自分としては、少々うらやましいです。

 何が言いたいかというと、こういう一見難しい技術もやり方さえ知っていれば習得は難しくないということです。だから、難しそうだからという理由で敬遠している人はかなり損していると思います。

 むしろ、難しいのはここからです。上記の技術を一通りマスターしたからといって、簡単に強くなれるほどバドミントンは甘くありません。このレベルでは実戦的ではないからです。

 よくいるのが、ハイバックを覚えて下手になる選手です。これが結構多いパターンです。具体的にはつなぎ程度のハイバックしか打てないのに多用してしまい、ラウンドで打つ回数が減り、攻撃力が落ちるというケースです。これだと覚えないほうがよかったという事態になりかねません。

 ですから、技術を覚えてもらった次は、使い分けや使い道を覚えてもらいます。むしろこっちのほうが時間がかかるといえます。最初のうちは判断ミスが多いですからね。これが減って初めて、実戦レベルの技術といえます。

 ここまで来ても、まだ満足するには早いです。ここからその技術を武器にする練習になります。ハイバックでいえば相手の頭をきれいに抜く鋭いクリアを打てる、ハイバックのカットスマッシュを狙ったところに打てるそういうレベルですね。

 もちろん学生の間にすべての技術をそんなレベルまで引き上げるのは難しいですから、好みの技術を選んでということになりますね。自分の場合はコートカバー、クリア、カットあたりに集中していますね。

 この段階は1年で終われば充分すぎるというくらい時間をかけます。でないと、武器というレベルになりません。ですが、こういう磨き上げったものがある選手は見ていて面白いし、強いです。

 ショートサーブを打たせないくらいのロブを打つ選手、20種類(自称)のフェイントを操る選手、ほぼ100%返球するレシーブができる選手、ハイバックを完ぺきに操る選手……いろいろな選手を見たことがあります。そういう選手に対応するのは本当にしんどいです。

 自分はそういう武器を持った選手をもっと見てみたいし、後輩にもそんな選手になってほしいと思います。そのために、まずはハイバックやフェイント、鋭いインパクトといった基礎技術はさっさとマスターしてほしいと感じます。そこはまだ入門でしかありませんし、誰でも覚えられる段階です。

 自分も技術を教えるだけで少し満足していた節がありますが、道のりはまだまだ遠いなと感じます。

 今回は、ここまでです。

「強豪校としつけ」 など

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 今回の記事では、「バドミントンにおける強さとは何か」について考えたいと思います。といっても、当然ながらこんなに広いテーマでまともに書こうと思えば、1年くらいかかります。ですから、ここでは個人的に面白いと思った視点を紹介するにとどめます。

 <オールCの選手>

 オールCの選手というのはゲームから来た用語で、「すべての能力が平均以上だけれども、特別秀でたものがない選手」のことを指します。ある意味で、オールラウンダーのことです。

 個人的な意見ですが、一般的な高校レベルではこうした鍛え方の選手が多い気がします。ミスが少ないので、見た目にはかなりうまく見えます。

 ですがよくみると、秀でた武器がないのです。そのため結果的に、相手のミスを待っているだけのバドミントンになります。ただつなぐだけのバドミントンです。

 確かにオールA(すべて能力が高い)のオールラウンダーは、選手の理想だと思います。先輩がそうでしたが、穴という穴がなく本当に強いのは疑う余地もないです。
 
 でも、そこまでの道のりは本当に遠いんだよ、ということをここでは強調しておきたいです。多分に時間がかかりすぎます。だから、2年かけてもたどり着くのは非常に困難です。

 だから、自分はまずは何か特別高い能力を先に身に着けてほしいと思います。フットワークでも、体力でも、守備力でも何でもいいですから、先にいいものを獲得する。そこから、徐々にほかのレベルも上げていったほうが、戦いやすいと思います。

 純粋にバドミントンで上手くなりたい人はどちらでもいいですけど、勝つことを考えるなら武器がないと必ずどこかで行き詰るというのが個人的な結論です。

<伸びる選手と伸びない選手の違い>

 これまた大雑把なテーマですが、自分なりに回答します。下世話な話題かもしれませんが、部活でいつも問題になるので、個人的に答えを出しておきたいテーマです。

 向上心、バドミントンの知識、考える力の差などいろいろな違いが思いつきますが、一番難しいのは正面から自分と向き合えるかだと思います。

 自分の強い部分、あるいは弱い部分を正しく認識できている選手は、かなり成長が見込めます。正しい認識があれば、次に改善するところが明確になるので練習も容易です。

 ですが、自分にいいところなんかないと卑屈になったり、自分はしっかりプレーできていると思い込んでいる選手は、課題がわからないので漫然と練習しやすいです。それで終わってみれば、実力は現状維持で、強くなったのは体だけということが現実に起こります。

 誰だって自分の本当の姿なんか見たくないですけども、強くなるというのは自分を認識して変えるというプロセスですからね。勇気がないとどうにもなりません。

 逆にうまくなる選手は、隙あれば自分を変えようと必死ですね。

<強豪校としつけ>

 縁あって、今まで県トップの中学校を3つほど訪れたことがあります。最後にそうした学校に行ったのはつい最近なのですが、そこで思ったことがあります。

 それは強豪校とその他の学校の一番大きな違いはしつけなんじゃないかなと、というものです。精神論か、と失望するかもしれませんが、確かに強さとしつけの間には明確な因果関係を感じます。

 しつけとはどんなものかというと、一般の方に絶対シャトルを拾わせない、靴は正確にそろえる、試合後はアドバイスを必ず聞きに行く、整列は走る……といった単純なものです。珍しいものでは、冬に人が多いところに行くときはマスク着用なんてものもありました。

 別に靴をそろえたらからといって、強くはなりません。でも確かに、強豪校に限ってしつけが行き届いている。それには多分2つの意味があると思います。

 1つは言われたことはちゃんと実行するという意味、もう1つは練習環境をよくするという意味です。
 言われたことを実行する、こういうと簡単ですが、弱い学校は練習の説明だけで10分かけたりします。要するに理解が遅いし、文句が多いのです。それを考えると、これは意外と難しい。

 後者は、単純に機能的な側面です。アドバイスをもらえば自分のためになるし、シャトルを自分たちで拾えばまた一般の方が来てくれるかもしれません。

 自分はこういう合理的な理由があって、強豪校はしつけが行き届いているんだろうなあと想像します。そう考えるともっと自分も叱らないといけないのかも。

<見える強さと見えない強さ>

 バドミントンの強さは2種類に分けられます。見えるものと見えないものです。

 早いスマッシュ、高速フットワーク、派手なフェイントなんかは外から見ていてもわかりやすいです。ああ、この選手は強いなとすぐ分かります。一方で、なぜ強いかよくわからない強さもあります。それが見えない強さです。ラリーは遅いのになぜか勝っている。相手が勝手にミスしているように見える。そんな具合です。

 見える強さは分かりやすい。それなら、見えない強さとはなんでしょうか?

 それは例えば以下のようなものだと思います。

 ・配球のうまさ。
 ・読みのうまさ。
 ・優れた観察眼(相手の姿勢、スタンス、癖を見るのがうまいなど)
 ・技術的なうまさ(タイミングを外す、面を少し変えるなど)
 ・ミスが少ない。 
 ・メンタルが強い。

 結局のところ、どちらが欠けてはだめなのですが、自分はもっとみえない強さの選手でありたいと思います。

 なぜかというと対策が不可能だからです。早いスマッシュも早いフットワークも配球で封じることが可能です。ですが、見えなければどうしようもありません。だから、試合で有利になります。

 ただ、レベルが上がると見えない強さも通じないんですよね。強い選手は総じて目がいいんです。配球も、技術もお見通しなのでさらに上の強さでごまかされてしまいます。

 逆に言うと、強さを求めるのならこうした目を養うことも必須の課題になります。技術や体力だけでは不十分です。

 内容は以上です。お付き合いありがとうございました。

サービスについての持論

ガズリング 1 (芳文社コミックス)
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 今回は、シングルスのサービスの話をします。

 このテーマについては他のブログでも何度か扱ってきましたが、いまだにシングルスのサービスを軽視するきらいがあるのでここでもう1度強く主張しておきます。

 サービス軽視にはいくつかのパターンが見られますから、本稿ではそのパターン別に解説していきます。

(1)そもそもサービスの質が低い。

 サービスの質といってもいろいろ考えられますが、多くの選手(特に中高生)は1発で決められなければいい程度のサービスを打つ傾向があります。具体的に言えば、ロングサービスでは奥まで飛んでいること、ショートサービスでは浮かないことにしか気を付けていません。

 これは最低限の質です。もし、シングルスがうまくなりたいのであれば、他のストロークと同様にさらに上の質を目指すべきです。

 例えば、ロングサービスでは落下する軌道を垂直にすることで、さらにプレッシャーをかけられます。あるいは、ドリブン気味にコントロールして時間を奪うということもできます。

 ショートサービスでは、呼吸を外す、あるいは少し打ち方を変えることで沈むサービスを打てます。沈むサービスは高い打点で返せないので、相手にとって不快な攻めになります。

 他にもロングサービスやショートサービスでも、ラケットの使い方でフェイントをかけることもできます。うまくいけばエース級の球だって作れます。

 もし高いレベルで戦うつもりなら、こういった細かい技術にも関心を持ってほしいと思います。

(2)コースを打ち分けれない。
 
 これもサービスの質といえばそうなんでしょうけど、サービスのコースが同じという選手が多いです。センターならセンターだけ、サイドラインならサイドラインだけというパターンですね。

 ロングサービスも状況や相手によって使い分けられるのが理想ですが、特にショートサーバーの方はこの問題を深く考えてみるといいと思います。

 というのも、ショートサービスを打つ場合、思い切ってダッシュされるのが怖いからです。同じリズムで、同じコースに打っているとどこかで狙われます。そのため、コースをずらす技術を用いて、リズムをとらせないことが肝要になります。

 ただ、同じコースに打ち続けることで、自分のリズムを合わせる選手や同じことを続けてプレッシャーをかける選手もいるのでこれだけは一概に言えません。まあ、これはサービスの質が高いことが絶対条件ですが。

(3)自分に不利なサービスを打つ。

 特に目立つのが、なんとなく流行っているという理由でショートサービスを多用する人です。こういう何となくサービスを決める選手は、大抵早いタッチで打つと焦ります。

 ショートサービスは攻撃的、攻められないとでも考えているんでしょうね。質が高ければそうともいえますが、レベルが上がってくるとネット前からでも強い球は打てます。

 個人的な意見としては、相手のアタックロブとスマッシュどちらが怖いかという観点でサービスを決めるのが、1つの基準かなと思います。あるいはフェイントを返せるか、返せないかですね。

 そういう明確な基準、理由を持ってサービスは決めるものです。ただ適当なイメージでサービスを打つのは、ひたすらに危険な行為です。

 あとは補足ですが、こういう適当なサービスを打つ相手には、ショートサービスを打っておくと楽です。なぜかというと、ショートサービスのレシーブは下から打つと思い込んでいるので、怖い球が来ないからです。

(4)駆け引きがない。

 中級者くらいまでは、サービスのレシーブのコースは反射的に決定します。だから、勝負どころでその癖を利用すると、ラリーが楽になります。

 あるいは、警戒するサービスによって姿勢を変える選手もいますので、それを見て裏をかくという駆け引きもあります。

 サービスを打つ時はそういった情報を集めておくことが大事です。サービスは受け身ではなく、能動的なものです。
 
 個人的に気になるのは、以上です。

 最後にもう1度強調しておきたいのは、サービスが悪い選手はたったそれだけの理由で負けるということです。サービスゲームがなかなか取れないので、2,3点リードされればそのままゲームは終わりです。こんな馬鹿らしい負け方は他にありません。

 だから、もし強くなりたいのなら、サービスで負ける選手ではなく、むしろサービスゲームに強い選手を目指してください。そうなれば、連続得点が入りやすいので勝ちやすくなります。

 今後は、こういうレベルの高いサービスを打つ選手が増えてほしいなあ、と切に願います。

早いストロークと加速度

錯覚のスポーツ身体学
錯覚のスポーツ身体学

 ストロークを早くする、というのは多くの選手が抱えているテーマの1つだと思います。

 自分もこれまで何回か、「いかにスマッシュを早くするか」という視点から、文章を書いたことがあります。そのポイントはいかに多くの筋肉を使うか、いかに力を逃がさないかだったような気がします。

 言い換えれば、スマッシュは全身の力をしっかり使って打つと鋭い球が打てるというのが、結論になりました。

 しかし、この打法はそのまま他のストロークに応用できません。例えばクリアを同じ打ち方でとらえたなら、思い切りアウトになることは確実です。カットはアウトにこそならないかもしれませんが、長い軌道になります。同様に、ドライブ、クロスネット、ロブなどのストロークも、多分いい結果にはならないでしょう。

 しかし、トップ選手のストロークはいずれも早いのです。この差はなんだろうと考えて、模索したいくつかの結果にたどり着きました。

 一言でいえば、問題はラケットの加速度です。スマッシュとヘアピン以外のストロークは、打つ瞬間にラケットを急激に加速することで鋭い軌道になります。

 例えばクリアでいうと、途中まではアウトになるような早いスピードで飛んでいき、最後に急激に落ちるようになります。最後に減速することで、アウトにならないわけですね。

 どうしてこういう軌道になるか科学的に説明はできないのですけど、感覚的には力を乗せるというよりは、弾く感じで打つので普通に打つよりエネルギーが伝わらないのかなと思います。

 こうした加速度の高い打ち方のポイントは、弾く感じで打つ、コンパクトに振るという感じですかね。あとは手首を使うこととか。うまくいくと、強いインパクト音と衝撃が来る気がします。

 カットやクロスヘアピン、ドライブの場合は、打つ瞬間に握る力を強くする感じです。クロスヘアピンは厳密には少し詰まらせる感じで打つと早いと個人的には思います。かなり繊細な感覚ですが。

 いい発見をしたなあと今まで思っていたんですが、同じことを紹介している記事がありました。バドコーチさんのインパクトの質を感じてほしい・・・です。
 かなりわかりやすい言葉で書かれているので、お勧めです。多分言っていることは同じだと思います。

 最後に少しだけ言い訳をさせてもらいます。このインパクトの仕方は、おそらくラケットによって違います。自分はシャフトの固いラケットしか使わないようにしていますが、それでもラケットによってかなり感覚の誤差があります。

 握りこみの時間を本当に一瞬にしないと加速しないラケット、加速度が上がらないラケット、逆にすぐにヘッドが来てしまうラケット、微調整が効かないラケット……いろいろです。

 つまり、ラケットによって早いストロークの打ち方は違うのです。原理原則は同じですが、選手はラケットが要求する打ち方でスイングしないといけません。そこが少し難しいです。
 まあ、それが嫌なら自分の打ち方にあったラケットを使えばいいんですけど。個人的には、くわえこまないラケットとシャフトの軟らかいラケットが苦手で、早いクリアを打てません。

 そういう点を踏まえて、加速度を伝えるようなスイングにチャレンジしてみれば、面白い感覚が味わえるではと思います。

 ちなみに、同じ打ち方でスマッシュを打つと少し沈むような軌道になりますよ。

プロフィール

でぃあ

Author:でぃあ
バドミントンが好きな学生です。今は社会人のチームで活動中です。

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