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練習で選手に考えてほしいこと

 『究極の鍛錬』の話は長かったですが、今回でとりあえずは終わりです。

 最後の記事では、選手とコーチが普段の練習にどうやって「究極の鍛錬」を応用するのかを考えていこうと思います。まとめ的な記事になる予定です。

 まずは、選手の面から見ていきます。

 ・練習の目的を意識する。
 ・限界を意識する。
 ・フィードバックを得る。
 ・課題の解決までしつこく取り組んでいるか。
 
 ・練習の目的を意識する。

 「究極の鍛錬」では課題を特定し、その解決に向かってしつこく取り組んでいくことが求められています。それがいわゆる練習になります。ですから、課題が不明な練習はいい練習になっていないといえます。
 
 この本の存在を知らなくても、普通、コーチやキャプテンはメンバーの課題を直すために、練習メニューを組んでいると思います。選手の方はそれをしっかり理解しているでしょうか。

 もしより早く上手くなりたいのなら、基礎打ちの目的は? 2対2のオールアタック・レシーブの目的は? というように練習があるたびに、その理由を考えてください。その理由が分かれば、課題の解決のために全力を尽くせます。

 始めはコーチやキャプテンに聞いてもいいですから、とにかくなぜ? ということを知る必要が有ります。

 ・限界を意識する。

 できないことをするのが、この本でいう練習の基本になります。もちろん、コンディショニングが重要でないとは言いませんが、それ以上にできないことに取りくんでいくことが重要です。

 分かりやすい例が筋力トレーニングです。悪い例ですが、自分の中学校では、30オールといって腕立て伏せ、腹筋、背筋を毎日30回やっていました。継続はいいことですが、今考えれば、2年間まったく負荷が変わっていませんでした。

 もし持久力を目的にするのなら、回数は徐々に増やさなければ意味がないわけです。体は負荷に順応します。これがきついのは1年生だけでしょう。何の根拠があって30回だったんでしょうね。

 今でもなぜかは分かりませんが中学校ではこの30という数字は聖域でした。もし、これを読んでいる方が選手であれば、この聖域を作らないようにしてください。フットワークでも、ノックでも、素振りでも限界は伸びていくものです。それにあわせて、負荷と回数は上げていくべきです。

 個人的に聖域に似た感じになりやすい練習は、フットワーク、基礎打ち、素振りの3つです。うちのフットワーク練習はフリーで20秒を何セットかしているのですが、よくみるとみんなパターンとスピードが決まっています。つまり毎日同じようなことをしているわけです。

 低い球をとるとか、対連打に強くなるとか、スピードを上げるとか、ステップをマスターするとか、そうした目的がないので、本当に上手くなっているのか不明です。せめて、スピードくらいは全力で行ってほしいです。

 それはともかく、どんな練習であれ目的を認識し、課題を直す、あるいは限界に挑戦する努力が必要だと思います。

 基礎打ちも同じような理由で、みんな同じことを毎日しています。例えば、基礎打ちのドライブでは自分はダブルスのように前に早く入る、浮かさない、できればスイングスピードを上げるということを課題にしています。
 これは全部自分の弱点です。実際、全てがかみ合うことはあまりないです。
 
 ですが、これを本気で行うとかなり相手にプレッシャーをかけるのか、よく基礎打ちではないと言われます。ですが、個人的にはこのようにできないことをするということに基礎打ちの価値があると信じています。
 ゆっくりアップをするのは、試合前だけでいいのかな、というのが自分の意見です。

 それはともかく、できないことを全ての練習で行う、というのが究極の鍛錬の基本です。早く上手くなりたい人は、意識しましょう。

 ・フィードバックを得る。

 限界に挑戦することはとても大事と書きましたが、それをきちんと評価し次につなげるのも同じように重要なことです。

 基礎打ちのドライブの例で言えば、自分はちゃんと攻めているか、シャトルがネットに平行に打てているか、シャトルにスピードを乗せているか、という3点について1球ごとに評価して、修正を試みています。
 もちろん、その場で分からないこともありますが、できるだけ原因を特定することを意識します。

 このようにどれだけ、課題ができているか、失敗の原因は何かということを各練習で反省することが上達につながると思います。

 フィードバックの形は色々ありますが、挑戦して終わりというのではなく毎日ではなくとも定期的にフィードバックを得るということを大事にしましょう。やる気にもなります。

 あとは練習ノートを作ったり、ビデオカメラを使うことや、仲間やコーチに評価をもらうのもいいでしょう。

・課題の解決までしつこく取り組んでいるか。

 限界に挑戦することに関して、これを繰り返すというのも重要です。一日で課題が直るのならばそれで終わりでもいいのですが、ふつうは3日から一週間はかかるでしょう。最悪、1ヶ月かもしれません。

 できるだけ課題を途中で放置しないように気をつけましょう。
 逆に完全にできるようになれば、たまに確認するだけで充分です。

 選手であれば、意識するのはこれくらいでしょうか。コーチについてもしっかり書こうと思ったのですが、大体かぶっているので箇条書きでとどめておきます。

 ・練習の目的を伝える。
 ・練習の負荷を徐々に上げる。
 ・ノックを出すときや相手をするときに相手の限界ぎりぎりの負荷になるようにする。
 ・メニューはすぐには変えない。また、固執しすぎない。
 ・知識をつける。
 ・フィードバックを選手に伝える。人格、才能を非難しない。
 ・やる気や好奇心を刺激する。

 この話はこれで終わりです。一つの意見ですのでこれが完全に正しいとは思いませんが、上達のヒントになっているとは思います。いってみれば当たり前のことも多いですしね。

 とにかく、読んでいる方の明日からの練習の参考になればいいです。

 今日はここまでです。

努力論 (ちくま新書)
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Author:でぃあ
バドミントンが好きな学生です。今は社会人のチームで活動中です。

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