<動画紹介>
今話題の女子高校生でジャパンオープンでも本選に出場した奥原さんのフットワーク動画です。
この角度はひざの動きやステップが見えやすいので、ぜひトップ選手でも作ってくれませんかね。
あとはジャパンオープンのシングルスの決勝戦のパート1があがっていたので張っておきます。
<気になった記事の考察など>
今回は少し興味を持った記事が多いので簡単に。
・Jcastnewsの
日本マクドナルドが定年制を復活 「成果主義」思惑はずれ若手育たず マクドナルドは成果主義、つまり成果によって賃金を決めるシステムを採用していたのですが、それによって
上司が部下に仕事を教えなくなった、という話です。
このシステムでは、上司が部下に仕事を教えることは、ライバルをわざわざ育てることと同義ですし、教える時間が有るなら自分の成果を上げたほうがいいですから、まあ教えるわけがないですよね。
これでマクドナルドは年功制に戻すしたわけですが、バドミントンは性質的に成果主義に近いんでしょうね。強さの優劣をつけるのはビジネスよりよっぽど楽です。
となると、
バドミントンの組織にも似たような弊害が生まれるのでは? というのが自分の興味です。もし、真剣に知識を共有して、仲間に抜かれて試合に出れなかったりしたら、自分はいやです。
これについて自分は解決策を知らないので、知っている人がいれば話を聞きたいです。
・みたけさんの
兆し 気になったエピソードは、ある選手が元実業団の選手にハイバックの方法を聞いたところ、
「できない」と断言されたというものです。
記事では出来ないことを認めて、前に進むことの重要性が説かれています。個人的にも、確かに慣れるまでは自分の弱さと向き合うのはエネルギーが要ることだと思います。
それは事実に違いないと思いますが、自分はこのエピソードから別の意味を感じました。それは、
実業団でも全部出来なくてもいい、ということです。
ほかの事で補って戦えるのなら、必ずしもその技術は必要とは言えないでしょう。正面から立ち向かわない解決方法だってあります。というようなことを伝えるエピソードと自分は捕らえました
・天理大学体育学部 中谷研究室のブログさんの
ストローク・プロダクション(てこ編成型) 充分な姿勢でなくても、正しい場所にシャトルを送れるのが強い選手だという話です。
確かに、追い込まれたからとりあえずつなごうとか、返せる場所に送ろうという技術では、相手の思い通りです。
大事なのはパターン系の練習をしっかりやることでしょうね。
・碁石バドミントンスポーツ少年団さんの
9月16日の練習後記 練習の核の部分の引用ですが、
中盤のノックの練習課題は、レシーブとしていました。
フォアスマッシュレシーブ→フォアクリアをスマッシュ
バックスマッシュレシーブ→バッククリアをスマッシュ
このローティションです。守りから攻撃に転じる練習。
次に、
フォアレシーブ→ラウンドスマッシュ→バックレシーブ→フォアスマッシュ。これも守りから攻撃。
レシーブもスマッシュはストレートを基本としました。
最後に
フォアのスマッシュレシーブ→ヘアピン→クリアをスマッシュ。バック側も行いました。
自分はこういう風な
戦術的な意図を持った練習をほとんどしたことがありません。試合から抜き出したシーンをノックで再現するというようなことはなく、ほとんどフリー練習でした。
もちろん0とはいいませんが、非常に少なかったことは確かです。
人によって戦術は違うという持論もありますが、
基本的なパターンをこういう形で覚える、あるいはよく相手が行うパターンの対策が出来る、という意味ではいい練習です。
今度提案してみたいですね。
今回は以上です。
虚妄の成果主義 日本型年功制復活のススメ (ちくま文庫)
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