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バドミントンのとらえかた

結局練習というのは、バドミントンのとらえ方によって変わるのだと思います。

主にシングルスですけど。

メモ程度に。

・打点ゲーム(より前で、より高いところで打ったほうが勝つゲーム)
・嫌がらせゲーム(相手にとって、一番嫌なことをした選手が勝つゲーム)
・フェイントゲーム(相手の裏をかきあうゲーム、駆け引きゲーム)
・スピードゲーム(相手から時間を奪ったほうが勝つゲーム)
・バランスゲーム(相手のバランスをより崩したほうが勝つゲーム)
・ノーミスゲーム(ミスをしなかったほうが勝つゲーム)
・点取りゲーム(より多くの点をとったほうが勝つゲーム)
・メンタルゲーム(先に相手のメンタルを崩したほうが勝ち)
・フィジカルゲーム、技術ゲーム
・インナーゲーム(自分の全力を出せば勝ち)

 すべての配球、戦術、練習はこういった発想に帰るのではないでしょうか。

 何でもいいですが、狭い視野にならないように、が大事です。
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武術的動作とバドミントン

武学探究―その真を求めて
武学探究―その真を求めて

 最近しばらくは、武術をバドミントンに応用する方法を模索する方向で練習を進めています。詳しい内容は東洋的トレーニングの時代という文章で書いたようなことなんですが、案外首尾は悪くありません。というのも、最近は体に関する情報が多いからです。

 特に参考にさせていただいたのは、以前紹介した片山さんの片山卓哉のブログ~動きと体と心の追求~とhitoshiさんの身体感覚の目覚め。です。

 お二人は非常に体を細分化してとらえていて、体に対する理解が深いです。また、実際にそれをバドミントンに応用されるという取り組みもされているので、自分の研究にとって大きな助けとなっています。

 今回は彼らのブログの中で、特に気になった記事について書きたいと思います。ただし、片山さんのブログの記事についてはほとんど毎週紹介していますし、実際にすべての記事がおすすめなので少なめです。

 また、基本的には自分の文章は要旨をかなり大雑把にまとめているので、方法論を詳しく知りたい人は実際の文章に触れてみることを勧めます。むしろ、自分の文章を読むよりそちらのほうが効果的でしょうね。

 ・片山さんの腕の使い方②  ~動き出し~

 すごく大雑把に言えば、腕を使って動きだし(動きのスタート)をすると、自由に腕が使えなくなるので体幹から体を動かすのがいいという話です。文章中では、骨盤を中心に動き出すということなども強調されていたりします。

 何が大事かというのは難しいのですが、やはり末端に頼りすぎないということでしょう。下半身でいえば、膝関節やふくらはぎ、上半身でいえば腕という体の先を中心に動くと、スピードに限界がありますし、何より疲れます。そして、体のコントロールもうまくいきません。

 ならどうするかというと、やはり体の中心=体幹を中心に動くことです。うまく連動すれば、結果的に末端までエネルギーは伝わります。具体的に言えば、フットワークの場合は骨盤と股関節を動きに合わせるというのが特に大事です。あとは、重心操作と基本的な技術があれば、フットワークが滞るということは少ないかと思います。重心操作の具体的な方法は後述します。

 もう1つ面白い話がありました。簡単に言うとヒダヤット選手は重力法(重力を利用して倒れ込み、動きをスタートする技術のこと)をあまり使わずに移動するとのことです。片山さんはこれを太極拳のようにできると表現していますが、個人的には面白い発想でした。確かに安定する分、結果的に早く動けますし、練習がしやすいでしょうね。

 ちなみに重力法について知りたい方は、こちらの飯田さんの解説がわかりやすかと。

 ・hitoshiさんの体重の置き方

 普通のバドミントンの構え方は、体重を右足と左足に均等に掛けて腰を深く落としますが、これは安定しすぎて、動き出すには不向きでは? とhitoshiさんは言います。むしろ、体重を7:3とか、6:4とアンバランスにしたほうが崩しやすくて動きやすいとのこと。また、その状態から、行きたい方向の足の股関節を緩めると重力で動き出せて素早い……というのが要旨です。

 これは今日試してみましたがかなり好感触でした。確かにバランスが良すぎると動けないですが、不均衡にしておくと動き出しがスムーズになりました。イメージとしては重心を片足に乗せきらない感じです。どちらかの足に思い切り体重を乗せたくなりますが、少し手前でやめておきます。

 股関節を緩めるのも組み合わせると、大抵のところには動けました。正直、スマッシュレシーブは難しいと感じましたが、4隅ならどんなに早い球でも触れました。

 蛇足ですが、体重を方足に乗せきらないということができると、すぐに重心をリカバーできるので、フェイントに引っかかっても動き出しやすくなります。両足の間で重心を動かす、というとイメージは伝わらないでしょうか。

 ・hitoshiさんの骨盤で動く

 骨盤を中心に足を出すことができれば、ダブルスのショートサービスに対してたたきやすくなるとのことですが、まとめるのが難しいので省略します。でも、練習すれば確かにできそうな感覚はありました。確かに地面をけらない分、動作が1つ短くなります。

 その他好きな記事

 ・立禅とバドミントンのリンク!?
  ……立禅≒站椿で、立つ練習のことです。詳細は上記の東洋的トレーニングの時代で少しふれました。

 ・走り込みで強くなる?
  ……ランニング中にどのようなことに意識すればより効果的かについて、武術的な立場から述べています。

 ・独り練習1(壁打ち)
  ……どのように意識して、壁打ちをすればいいのかについてこれまた武術的な立場から述べています。

 そのほかにも、バドミントンのカテゴリーには面白い記事が多くあるので、興味があれば目を通してみるといいと思います。

 彼らの記事は読んでいて非常に難解でしたが、練習を重ねると何となく感覚は理解できました。個人的には、合っている方法ですので、こうした動作を突き詰めていく方向で練習していこうと思います。

バランスについて雑感

ワールドクラスになるためのサッカートレーニング
ワールドクラスになるためのサッカートレーニング

 今回はバランスというテーマに沿って、自分が最近感じていることをぱらぱらと書いていこうと思います。とはいえ、大体のところは以前バドミントン・メモの記事にまとめてしまったので、少しひねくれた視線になります。例によって、東洋的トレーニングに影響されていますが、極力一般論でつづるように努力します。

 1.重心と姿勢

 バドミントンのゲームの中では、動きながらバランスをとる機会が非常に多いです。特にシングルスは、バランスを崩しあうゲームといっていいほど、繊細なバランス感覚が要求されます。

 そのバランス感覚の基盤は何かと考えたときに、重心の理解です。今どこに重心がかかっているのかを視覚情報や体感情報を使って理解することで、バランスの回復や次の動きを早くしていくことができます。

 そうした重心の感覚を磨くために、目をつぶって片足で立ったり、スタビライゼーション系のトレーニングを行ったりするわけです。細かいトレーニングについては、以前紹介したので今回は言いません。

 今回はむしろ、「いかに日常の練習の中でバランスをよくするか」について考えてみようと思います。特にフットワークのバランスについて、言及します。

 フットワークのバランスといっても、崩れるパターンは3つしかありません。

 1.スタート時(レシーブ時)
 2.移動時
 3.ストップ時(動作の切り替えし)

 簡単に傾向と対策を述べます。

 (1.スタート時)

 細かく見ていくと、フェイントに引っかかり逆に重心を移してしまうパターンと、そもそも構えの姿勢がおかしいために重心が操作できないという2つのパターンがあります。そもそもラリーをしているだけでバランスを崩している人もいますが。

 前者はそもそもフェイントに引っかからないか、反動を使って重心を戻すほかないですね。あるいは移し切る前に修正できればいいですね。

 後者は、例えば腰の位置が高すぎる、低すぎるといった場合、骨盤の傾きがおかしい場合、片方の足に体重を乗せすぎている場合があります。いずれの場合にせよ、極端に動きやすいところと動きにくいところができ、うまく外されるとバランスが崩れます。一言でいうと、毎回正しく構えればいいだけですが、案外打つたびに構えが違う人もちらほらいます。

 (2.移動時)

 これはスピードを出しすぎていて重心のコントロール能力をオーバーしている場合と、重心の上下動が激しい場合があります。前者は一定部分で仕方ないといえますが、そこまでスピードを上げる場合自体が少ない気もします。

 後者は、スタート時の姿勢の作り方を改善することと、正しいステップを覚えれば安定します。

 (3.ストップ時)

 これもスピードを出しすぎて体をコントロールできない場合がまずあります。これは時と場合によっていろいろな対処法があるので、一概には言えません。例えば、横への動きだと、左手を使ったり、スライディング気味に入ったりとかですね。このケースだと、技術がないと怪我しやすいです。

 次は、スピードに対してストップ時の足のスタンスが狭すぎる場合です。前へのランジであれ、後ろでの足の入れ替えであれ、スピードを出して止まるときは足を広げて止まります。これが狭いと、衝撃を受け止めれず体が流れてしまいます。

 最後は着地後に重心が流れるケースです。ラウンドで打ったあと、上半身が後傾していたり、ネット前で打った後、体が前に倒れている場合などが該当します。これは着地前にできるだけニュートラルにしておくことで解決します。

 ……といろいろバランスが崩れるケースと対処法について述べてきましたが、別に対症療法を覚えてほしいわけではありません。それよりは、バランスには、スピード・姿勢・重心の3つの要素が関わっていることを覚えてほしいのです。

 特に、姿勢です。構えるとき、動いているとき、止まっているとき、それぞれ自分がどう動いているのか、練習中常にとは言いませんが、せめてフットワーク中には感じてほしいと思います。どんなタイミングであれ、フットワーク時にはベターな姿勢というものがあります。それを感じながら、自分の中で修正していってみてください。

 トレーニングでバランスの能力自体は改善できますが、姿勢は改善できません。したがって、トレーニングをより生かすにはもっと姿勢に興味を持ってほしいです。そうやって感覚を鋭敏にしていくことができれば、必ずバランスはよくなると思います。

 2.中心軸

 バランスのいい選手を見ると、「この選手には軸がある」と評価したりしますよね。でも、この軸って何かと考えたときに実際のところ、定義するのが難しいです。
 漠然と、体の重心の基準なのかなとか、これを中心にして動けばいいんだろうとか考えますが、推測の域を出ません。

 個人的な意見を言うと、多分中心軸は実体として存在するんだろうなと感じます。そして、意図的にトレーニングして作れるのではないかということも思います。

 ただ、あまり適当なことは言えないので、突っ込むのは難しいです。だから、詳しい書籍を紹介して、そのあと簡単に解説するにとどめます。
 個人的なお勧めはやはり、高岡英夫さんの本ですね。トレーニング方法までちゃんと記載していますし、実際に効果が一番感じられます。

図解トレーニング 身体意識を鍛える
高岡 英夫
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 また、高岡さんは中心軸(センターと呼称しています)の機能、その位置を非常に正確に定義していますし、実際に選手を育てた実績もあるので、中心軸については一番信頼がおけます。

 個人的には全員に読んでもらえたらうれしいのですけど、そうはいかないのでここからは軸について、簡単に説明を加えます。

 先にも言いましたが、自分は軸は確かに存在するものだと感じます。言い換えれば、中心軸は人によってあったりなかったりではなく、訓練を積んでいけばそこにあることを発見できるものです。

 つまり何が言いたいかというと、中心軸は「多分ここらへんだろう」と適当に軸を描いて成立するものではないと考えます。人によっては感じられないかもしれませんが、どこに軸が作られるのかは、定義できるはずです。
 
 したがって、自分のイメージで軸を作るトレーニングは意味がない、ということはないかもしれませんが、少なくとも効果は薄いと思います。そこが本当に軸が作られるべき場所がどうかは分からないからです。

 そのため、書籍で勉強して実践をするか、イメージで作るのではなく、バランスや姿勢のトレーニングを積み、その中で中心軸を自分の感覚で感じればいいと思います。そして徐々にその意識を高めていく、そういう態度で軸を作るのがいいのではというが個人的な意見です。

 あとは、最近は股関節を起点とした二軸で動くという動作が流行ってますね。これも、歩行動作やランニング動作などを考えていくと、間違いなくあるものなんでしょうね。ただ、これはバランスの軸というよりは、動作の軸です。したがって、もしバドミントンに軸の理論を用いるのなら中心軸と左右の二軸を合わせて、三軸の意識が必要になります。

 ものすごーく抽象的な話になりましたが、これは理論上の話ではなく、実際上の問題なので興味があれば練習してみるといいと思います。

 3.トレーニングとバランス

 トレーニングというと強化することばかりが注目されますが、歪みを改善するという部分にも意識を払う必要があります。

 例えば、ストレッチですね。これをどういう意識で練習していますか。うちの部活に限って言うと、股関節周りを柔らかくすることばかりに意識を向けています。多分、ここが伸びると派手だからでしょうね。180度開脚できたら、目立ちますから。

 昔自分も同じように考えて、徹底的に股関節周りを柔らかくしたことがあります。あとは、歩幅を伸ばしたいと思ったんですね。結果、腰痛になりました。これは、背筋の左右差もありましたが、原因としては背中の固さがあったかと思います。

 股関節を思い切り伸展すると、背中周りの体幹も一緒に伸びます。体はつながっているのだから当たり前ですね。当時の自分は背中が固く、股関節の柔らかすぎる動きについていけなかったのでしょう。負担をかけすぎました。

 そこで学んだのは、一部の筋肉だけ極端に柔らかくしても体は歪むということです。全身の柔らかさがないと、動きとして成立しないのですね。

 だから、トレーニングでは全体のバランスをいかに良くするかに重点を置くのがいいと、現在は考えています。そう書くと、多分まんべんなくトレーニングすればいいと考える人がいるでしょうが、少し違います。

 正確に言うと、質の悪いところを集中的に鍛えるのがベターだと思います。例えば、自分は右の肩甲骨に比べて、左の肩甲骨の可動域が悪いです。ですから、右の何倍か、左側を動かすように意識します。
 あるいは、以前は右の背筋が弱かったので、そちら側を徹底的に鍛えました。背中を柔らかくしたのも、全体の質から考えて悪いと思ったからです。

 自分はこのようにトレーニングは、全身の弱いほうを多めにやっておくのがいいと思います。自分の場合、バドミントンをしていると、右側の筋肉ばかり強くなっていくので、意識的に左側を多めに鍛えています。

 だから、自分は左右同数のトレーニング・あるいは練習を少し疑っています。実際は、鍛えたほうがいいと思われるほうは状況によって異なるので、それによって回数や負荷を変えればいいのではないでしょうか。

 それがある意味、バランスのとれたやり方だと思います。


 最後に私的な要件ですが、これで当面の間に書きたいと思ったことはすべて書きました。そして、今日が夏休みの終わりなので、これからは時間と根気が許したときに、更新できればと思います。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

ラリーのスピードと技術的要求

「続ける」技術
「続ける」技術

 前回の記事では、早いラリーのバドミントンと遅いラリーのバドミントンの基本的な性質と、それらへの対応策について書きました。

 今回はそれを踏まえて、自分がそうしたバドミントンをするうえで必要なポイントについてまとめようと思います。早いバドミントンについては、ちょうどうちの部活にはスピードで勝負する選手がいるので、その選手への指導の際に意識している点を中心に言及します。遅いバドミントンは、自分が意識している部分について書いてみます。

 早いバドミントンについてまず説明しますが、前提としてこれはフットワークに自信がないと成立しないということに留意してください。スピードを生かす戦術ですので、そもそも動けること自体が最も大きな要求になります。

 さてここから、早いラリーのバドミントンについて本格的に説明します。ここで一言で早いラリーといっていますが、正確に言えば早い打点でのラリーです。早くシャトルの下に入り、早いタッチで、質の高いストロークを打ち続けるのがこの早いバドミントンの本質です。この考え方を自分は打点ゲームとか、オールアタックと読んだりしています。

 さらに突っ込んでいうとなぜ早いタッチで触るかを考えます。選択肢を増やす、時間を奪うとかいろいろな理由はあるのですが、根本的なところでいうと相手にとってそれが脅威であるからです。相手を崩しやすいと言い換えてもいいです。それが一番大事なところです。

 逆に言えば、相手にとって脅威な球が打てないのなら、高い打点でとる意味も早いタッチで触る意味もありません。これを逆にとらえて考えたのが遅いバドミントンです。高い打点でとらえられても、決定打を打たせなければいいという発想ですね。

 そう考えていくと、2つ目の前提として高い打点あるいは早いタッチでとらえながら、攻撃的な性質の球を安定して打てるというのが浮かび上がります。ラリー自体が速くなっていれば、コースさえあっていればいいですけど、ラリーが遅いのであれば結構質が要求されます。

 3つ目の要求はいかにスピードを落とさないかです。これはラリーのスピードというより、動きのスピードですね。これにはいくつかのパターンがあります。
 
 まずは自分からスピードを落とさないことです。例えば、スマッシュかカットを打ったらすぐにネット前へ行く、スマッシュレシーブで前に落としてもやはりすぐ前に行く、そんなシンプルな動きを怠らないことです。

 ネット前へのラッシュは毎回やると疲れるので、続けるのが難しいです。しかし、強い選手ほど当たり前のように前で待てます。ストロークに自信があるのもありますが、単に楽をしないことを知っているんでしょうね。だから、攻撃が途切れないんですね。ずっとプレッシャーをかけてきます。

 あとは逆にスピードを落とされないことですね。フェイント、動きにくいところを狙うストロークをしっかり返せることで、相手にプレッシャーをかけやすいです。これは言うのは簡単ですが、実際には難しいです。

 実際的には、高い、早いタッチを使って、相手にそうした技術を使わせる間を与えないというのが現実的な対策です。つまり、ラケットワークに余裕を与えなければ、相手の返球も限定されるのでスピードを維持しやすいです。それでも最低限、動けないとまずいですが……。
 
 動きについて、特に気になるのが後ろですかね。フットワークが速い選手でも前に突っ込むのは早いけれど、頭を抜かれると……という選手は少なくありません。特に女子にとっては永遠の課題といってもいいくらい難しいです。男子でもある高さは反応できないというのは珍しくありません。これにいかに対応するかが、練習の1つのポイントだと思います。

 まとめると、早いラリーのバドミントンの要求は以下の通りです。特に難しいのは3つ目の止められないというところでしょうか。

 (1)早いフットワーク
 (2)高い打点から、攻撃的な球が打てる。
 (3)動きを止めず、止められず、よどみない攻撃ができる。

 逆に遅いバドミントンの場合は要求は以下の4つですかね。

 (1)最低限動けるフットワーク。
 (2)低い打点からでも、確実にコントロールできること。
 (3)コースを読ませないラケットワーク。
 (4)カウンターの精度、決め球の確保。

 こちらはそのままなので、あまり書くこともないです。全体的に攻撃されることが多いので、いかに守れるか、いかに動けるかという点がまず大前提で、そこからいかにカウンターを決めれるかというのが2つ目のポイントになります。

 カウンターといってもいくつかあって、相手を崩したあと、加速して攻撃するパターン、ラケットワークで攻撃するパターン、読みでタッチを早くするなどいろいろあります。ここは慣れと研究が肝要です。
 
 とここまで長く書いてきましたが、多少専門的な部分こそあれ、実際のところ基礎技術が高ければどっちもできます。問題はどっちに基本の軸を置くかだけですので、スピードをどうやって利用するかという発想を覚えておくこと自体が大事ですね。

 理想を言えば、相手やその日の調子によって、スピードとラリー展開をコントロールしていきたいです。もっと言えば、ラリー中にスイッチできるくらいの技術レベルがほしいところです。

 実際的には自分の得意な展開を武器としてそれを中心に練習することになりますが、それだと試合のレベルの安定には欠けます。つまり、常に勝てる選手とは異なります。やはり対応力という点で、最低限対応できるだけの能力がほしいものです。

ラリーのスピードと打点について

スポーツの戦術入門
スポーツの戦術入門


 今回はラリーのスピードについて、考えていこうと思います。ダブルスにも共通する部分はあると思いますが、どちらかというとシングルスの話ですかね。

 バドミントンの戦術といっても色々あるのですけれど、昔からよく言われるのは速攻戦術ですね。シャトルを「より高く、より速く、より前で」触ることでオープンコートを作り、攻撃を決めやすくするというものですね。現在でもこの戦術は現役です。そういうわけで、学生の選手だととにかくスピードを上げる練習をしていたりします。

 ただ、何年前からかフェイントをはじめとした、ラケットワークをより多彩にするという戦術が生まれました。これらは打点を下げたり、意図的にスピードに変化をつけたりすることでラリーに幅をつけようという感じです。この戦術が広まってからは、速攻と変化のバランスをいかに取るかというのが、戦術上の1つの課題になりつつあります。

 しかしながら学生のバドミントンについて言えば、スピードに変化をつけるといっても、やや遅くなる程度でそこまでスピードを殺しません。一瞬溜めるだけで面を変えたりするのが主流です。

 一方で社会人だと、極端に遅いバドミントンをする方がちらほらいます。速攻だと、「より高く、より速く、より前で」触るのが基本ですが、彼らは打点を下げて、遅い球を正確に打ってきます。つまりラリーのスピードを意図的に殺しているのです。これによって、フットワーク勝負にさせずに、プレーするという寸法です。
 ちなみにどうやって決めるのかというと、相手のミスを待つというパターンとチャンスにはスピードを上げるという2つのパターンがあります。あとは単純に技術で勝負する人もいます。

 こうやってバドミントンをスピードの視点でとらえると、「早いバドミントン」と「遅いバドミントン」があり、人によって得意なバドミントンが違うことがわかります。

 次に、それぞれのバドミントンにどうやって対処するかを考えます。

 初めに早いバドミントンが得意な選手を相手にする場合ですが、まず考慮することはどちらの動きが速いかです。ここで大して変わらないようであれば、自分の好きな展開に持ち込めばいいでしょう。あるいは、自分のほうが速い場合は相手を動かして、スピードで圧倒すればそれで済みます。

 問題なのが相手のほうが速い場合です。基本的にスピード勝負は勝ち目がありません。ですから、遅いストロークを多用して、カウンターを狙う(チャンスを待つ)、フェイントを交えて相手の足を止める、相手の動きの穴をねらうという3つが基本線になります。要するに、様々な方法でスピードを殺します。

 大事なことは相手をしっかり見ることです。どこにでも早く動けて、どこからでも攻撃的なストロークを連発できる選手はそう多くはありません。その穴を見つけられれば、なんとか勝負に持ち込むことは可能です。

 次に遅いバドミントンをする選手ですが、やはり見分けるポイントはフットワークがどれくらい早いかです。単純に遅い選手が相手なら、ネット前に来たらクロスネット、中盤ならドライブ、後ろならスマッシュかカットというふうに早いストロークを作っていけば、決まります。

 問題は、しっかりフットワークでコートをカバーできる人ですね。こちらが打点についた時にはしっかり構えられる人と書いてもいいかもしれません。こういう人は明らかにスピードを意図的に殺しています。

 ラリー自体は遅いので、全体的にこちらが高い打点で触るのは容易です。だから、そのメリットをいかに生かせるかがこういった遅いラリーの選手に対抗するポイントです。

 高い打点でとると、多くの人はとにかく速い球を打ちたがります。ですが、早いだけの返球はあまり効果的ではありません。よほど早いストロークなら別ですが、相手は遅い球で時間を作っているのに加えて、打点を下げて返してくるので、結構余裕があるんですね。だからそれだけでは、決まりません。

 個人的にはポイントは3つです。フェイントを利かせること、コースに正確にコントロールすること、こちらからミスしないことです。あとは、できるだけ攻撃の流れを続けて、精度を維持し続けることです。

 そんな質がいい球が打ち続けられるはずがないと感じるかもしれませんが、仮にもこちらは高い打点でいい体勢でシャトルをとらえているはずです。そんないい条件でもって、精度の高い球を打てないのならある意味、練習不足ではと言わざるを得ません。逆に考えると、早いラリーの中では少し精度が落ちてもいい、という部分はあります。

 実際問題、こちらからそうした質が高い返球ができないのであれば、多分ミスをしない我慢比べになるでしょうね。

 ここまでの考えをまとめると、早いバドミントンをする選手を相手にするときには、技術を使ってスピードを殺すこと、逆に遅いバドミントンをする選手が相手なら、高い打点から精度の高い球を打ち続けることがポイントになります。

 自分がどういう戦術を使うかというのは趣味の問題なので、なんでもいいのですけれど、やはりどんなバドミントンが来ても対応できるだけの対策と技術は必要だと思います。ですから、この機会に早いバドミントンと遅いバドミントンについて考えてみるいいでしょう。

 余談ですが、最近のトップ選手のバドミントン、特にリン・ダンなんかはゆっくりハイクリアで回すラリーを作ったりしていますね。あれだけのフットワークとレシーブ力を持つ選手に、ゆっくりラリーを作られたら相手は大変だろうなと感じます。崩す余地がありません。

 個人的には遅いバドミントンをする相手が苦手です。高い打点でとっているのに攻めきれないと、イライラして我慢しきれなくなります。鋭いカットとヘアピンの質を上げないと少しつらいかなぁと感じます。

 今回はここまでです。

プロフィール

でぃあ

Author:でぃあ
バドミントンが好きな学生です。今は社会人のチームで活動中です。

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